スマートロックの王道『SESAME vs Qrio』結局どっちが買い?

ドアの鍵をスマートフォンなどのデジタルデバイスから遠隔で操作することができる便利なスマートロック。

そんなスマートロック製品のなかでも、ソニーグループの子会社が手がける『Qrio』と、かの有名なスタンフォード大学を原点とする『SESAME』は、業界内でも群を抜いて人気を集める二大製品として注目が高まっています。

今回は、『Qrio』と『SESAME』の製品比較を通して、利用用途やシチュエーションごとに、どちらの製品がオススメなのかを徹底的に分析していきたいと思います。

SESAMEの特徴

スタンフォード大学の卒業生が設立した「CANDY HOUSE JAPAN」が販売を行う『SESAME mini(セサミミニ)』は、シンプルな操作性と軽量小型を大きな特徴とする、次世代のスマートロックシステムです。

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特徴

リモート操作機能や電子キーのシェア機能、入退室の履歴管理機能など、さまざまな便利な機能をスマートフォンからボタンひとつで制御することができるようになるため、自宅の大幅なセキュリティ強化を見込むことができます。

メリット

ローコストで幅広い機能を利用することができるため、スマートロックを初めて導入する個人ユーザーなどにとっては、特にオススメのスマートロックシステムのひとつであると言えるでしょう。

デメリット

スマートフォン以外を使用しての解施錠方式には非対応となっているため、スマートフォンの充電が切れてしまった場合や紛失してしまった場合などには、若干の不安が残ってしまうかもしれません。

Qrioの特徴

ソニーグループの子会社である「Qrio株式会社」が手がける『Qrio Lock(キュリオロック)』は、近づくだけで扉の解錠操作を行ってくれる「ハンズフリー解錠機能」を大きな特徴とする、最新型のスマートロックシステムです。

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特徴

本体に内蔵された開閉センサーに、あらかじめドアの開閉位置を設定しておくことで、半開きの状態と完全な閉扉の状態とを的確に検知することが可能。より堅牢で精密なオートロック機能を利用することができるようになります。

メリット

国内企業が運営しているということもあり、各種サポート体制やオフィスセキュリティにおける導入前のコンサルティングなどが充実しています。そのため、法人契約やオフィスビルへの導入には、特に向いているスマートロックシステムであると言えるでしょう。

デメリット

他社製品と比較した場合、端末価格が高めに設定されています。お試しでの導入や個人宅への複数台の設置などの場合は、初期導入費用が高額になってしまう可能性があるため注意が必要です。

SESAMEとQrioの製品比較表

下記が『SESAME mini』と『Qrio Lock』の大まかなスペック表となります。

SESAME mini Qrio Lock
発売日 2018年10月 2018年7月
本体サイズ 幅 57mm × 全長 92.7mm × 奥行き 54.5mm(つまみ含む) 幅 57 mm × 全長 115.5 mm 奥行き 77 mm(つまみ含む)
本体重量 107g(バッテリー含む) 207g(バッテリー含む)
連続使用時間 1年以上 1年以上
工事の有無 不要 不要
遠隔でのロック操作
法人契約 ×
法人サポート ×
価格 9,800円〜 22,580円〜

本体のサイズや重量感に関して言えば、『SESAME mini』に軍配が上がると言えるでしょう。

しかし、スマートロックは日常的に持ち運ぶものではないという側面上、重量やサイズにおけるコンパクト性能は重要視しない方も多いかもしれません。

この他にも、スマートフォンへの通知機能や各種AIアシスタント(Siri、Googleアシスタント、Amazon Alexa)との連携機能などの項目が共通しています。

このように、スマートロックとしての基本的な機能に関して言えば、両製品とも価格以外での目立った差異は少ないと言えるでしょう。

SESAMEをおすすめする人はこんな人

上記のスペック表からもわかる通り、『SESAME mini』は、価格面が安価である点と機能性が幅広い点などが大きな特徴として挙げられます。

スマートロックを初めて導入する個人のユーザーにとっては、特にオススメできる製品であると言えるでしょう。

Qrioをおすすめする人はこんな人

一方の『Qrio Lock』は、より強固で堅牢なセキュリティシステムを構築することを可能としています。

個人宅への導入はもちろんのこと、法人契約やオフィススペースへの導入を検討しているユーザーにとっては、特にオススメできる製品であると言えるでしょう。

まとめ

スマートロックの普及にともなって、革新的なスマートロックデバイスが続々とリリースされるようになりました。

そんななかでも、今回ご紹介した『SESAME mini』と『Qrio Lock』は、スマートロックの黎明期に登場した古参とも呼べるサービスとして、業界内での地位を確固たるものになりつつあります。

ユーザーからの綿密なフィードバックから地道な改良努力を重ねていったことなどは、スマートロックというデバイス全体の礎(いしずえ)を築いたという意味でも非常に意義深いものと言えるでしょう。

メーカー各社による開発競争から、今後もより良いプロダクトが生まれることを期待したところです。