『Level Touch』が生体認証で『見えない』スマートロックを実現!

スマートフォンやタブレットなど、今では多くのデジタルデバイスに実装され、私たちの生活に豊かさをもたらしてくれる生体認証技術。

近ごろでは、指紋認証や顔認証などの生体認証システムが、スマートロックの製品サービスにも取り入れられるようになりました。

今回は、指紋認証技術を搭載した世界初の「見えないスマートロック」である「Level Touch(レベル・タッチ)」をご紹介するとともに、スマートロックにおける生体認証のメリットやデメリットなどについても解説を進めていきます。

『Level Touch』とは

アメリカはカリフォルニア州に拠点を構えるIoTハードウェアのスタートアップ企業「Level(レベル)」は、初のプロダクトである「Level Lock(レベル・ロック)」に続いて、ワンタッチでドアの解施錠を行うことができる「Level Touch(レベル・タッチ)」の発売を開始しました。

Level公式HP

スマートロックに見えないスマートロック

この「Level Touch(レベル・タッチ)」という製品は、「これまでで最も小さく、最も機能的なロック。」というコンセプトのもと開発が進められた、あらゆる標準的なドアに取り付けることができる埋め込み式の生体認証スマートロックです。

画像引用:Level公式HP

販売価格は329ドル(約3万5000円)で、公式サイトから購入することができ、サテンニッケル、サテンクローム、ポリッシュブラス、マットブラックの4種類のカラーバリエーションから、ドアの外観にマッチしたお好みの仕上げオプションを選択することができます。

指紋認証技術の採用によって、ワンタッチでドアの解施錠を行うことができるようになるため、荷物で両手がふさがっている場合や、スマートフォンを紛失してしまった場合などでも簡単にロックを解除することが可能です。

また、世界のハードウェア製造を牽引するApple(アップル)の元従業員が開発に携わったということもあり、一見するとスマートロックには見えないシンプルかつエレガントな外観が本製品の最大の特徴のひとつと言えるでしょう。

指紋認証機能搭載

指紋認証技術は、近ごろではスマートフォンへの実装が普及したために、私たちにとっても馴染みの深い機能のひとつとなりましたが、スマートロックへの実装事例は意外にも少なく、風雨にさらされる影響から認証精度の面においては若干の課題を抱えていました。

そうした諸々の課題を、独自技術の導入により克服した本製品では、指紋認証によるドアの解施錠はもちろんのこと、NFC搭載キーカードによる施錠や専用アプリからのリモート施錠にも対応しており、シーンに合わせて指紋解錠、キーカード解錠、アプリ解錠を使い分けることが可能です。

高セキュリティ

カードキーや暗証番号を用いる従来までのスマートロックシステムでは、どうしてもカードや暗証番号が第三者の手に渡ってしまう恐れがありましたが、生体認証技術を実装することにより、より高水準なセキュリティシステムを構築することができます。

また、本製品には、帰宅するとドアが自動的にロックされるオートロック機能や、過去の解施錠履歴を一覧できるアクティビティ機能、ドアの解施錠を通知するお知らせ機能や音声制御機能などが備わっているため、セキュリティだけではなく、入退室における利便性の向上も期待することができます。

スマートロックにおける生体認証

スマートロックにおける生体認証システムには、ユーザーの顔を認識する顔認証による解施錠方式と、指紋を認識する指紋認証による解施錠方式の、主に2種類の認証方法が存在します。

顔認証

ユーザーの顔に関する情報をAiが認識することで、個人を特定することができる生体認証システム。

マスクやサングラスなどの顔を覆うアクセサリーを身に着けている場合や、顔の表情や加齢による骨格の変化などによって認識率が低下する点がデメリットとして挙げられます。しかし指紋認証のように特別な認証装置を必要としないため、近ごろでは多くのデジタルデバイスに搭載されるようになりました。

指紋認証

ユーザーの指紋に関する情報をAiが認識することで、個人を特定することができる生体認証システム。

手が汚れていたり、怪我をしていたりする場合には認識率が低下する点がデメリットとして挙げられます。しかし顔認証よりも認証精度が高い傾向にあり、加齢による認識率の低下も発生しないため、近ごろではスマートフォンをはじめとする多くの製品に導入されるようになりました。

スマートロックにおける生体認証のメリット

スマートロックに生体認証を搭載することで、住宅セキュリティの大幅な強化を見込むことができるでしょう。

従来のような物理的なキーによるドアの解施錠や、カードキーを利用したロックシステム、暗証番号やアプリ操作での解施錠方法などは、いずれも紛失や盗難などによってキーや番号が第三者の手に渡ってしまう恐れがあります。

それに対して生体情報というものは、本人から奪うことのできない唯一のキーとして機能することができるため、より安全で強固なセキュリティシステムを構築することができるでしょう。

まとめ

近ごろでは新型コロナウイルスの影響によって、非接触型の製品サービスが注目を集めるようになりましたが、非接触でドアを解施錠できるスマートロックへの需要も高まりを見せるようになりました。

今回ご紹介した「Level Touch(レベル・タッチ)」をはじめとするスマートロックシステムを設置することで、利便性の向上だけではなく、感染症予防の効果も同時に見込むことができるため、興味のある方はぜひ一度、導入を検討してみてはいかがでしょうか。