NASTAが福岡市と協力して、1000世帯に宅配ボックス設置!

株式会社ナスタは2018年8月27日、戸建住宅向け宅配ボックス「スマポ」を福岡市内の戸建住宅1000世帯に無償で提供し、設置前後の「宅配ストレス」を測定する実証実験案が、福岡市が主催する「実証実験フルサポート事業」に採用されました。ナスタと福岡市が協力し、福岡市内の宅配ストレスを軽減させるプロジェクトを開始します。

多くの人が抱える「宅配ストレス」とは?

ネット通販などの普及により宅配便が増える一方、従来どおりの受け取り方では、対面する必要があったり、宅配便を受け取るために時間を制限させられることなど、受け取り時のストレスも増え続けています。また配送業者も、宅配便の数が増え続けることで、人員不足に頭を悩ませています。荷物の再配達増加や、人員不足による宅配業者の長時間労働といった悪循環を繰り返すことで、送料の値上げや当日配送の撤廃などに繋がり、利用者側にも負担をかける結果となっています。

今回の福岡市の実験は、これらのストレスを「宅配ストレス」として測定する実証実験です。具体的な実験内容は、ナスタの販売する戸建向け住宅用宅配ボックス「スマポ」を福岡市内の戸建住宅に無償提供し「スマポ」設置前後の宅配ストレスを調べ、その変化を調べます。

こうした宅配ストレスを測定する実験は、2016年12月~2017年3月の間、パナソニックが福井県あわら市で行った「宅配ボックス実証実験」でも効果が実証されています。あわら市では106世帯に宅配ボックスを設置し、再配達率を49%から8%に減少させることに成功しています。今回の実験では、1000台の宅配ボックスを無償提供し、さらなるデータ解析を目指す予定です。

宅配ボックス シェアNo.1!NASTA(ナスタ)の宅配ボックスの魅力とは

なぜ福岡なのか?

福岡市は、AI や IoT などの先端技術を活用した実証実験プロジェクトを全国から募集し、優秀なプロジェクトの福岡市での実証実験をサポートする「福岡市実証実験フルサポート事業」を実施しています。福岡市が民間企業をバックアップし、福岡市内でさまざまな実証実験を行い、そこで得たデータを社会課題の解決等に繋げるという目的があります。今回、ナスタのプロジェクト以外でも、4つのプロジェクトが採択され、順次福岡市内で実証実験を行う予定です。

「九州電力株式会社、株式会社マッシュルーム」 スマートフォン制御型宅配ボックスによる再配達問題の解決

認証・開閉錠をスマートフォンで制御する宅配ボックスを開発し、社会問題として 顕在化している「再配達問題」の解決を図る実証実験を実施。 実際にボックスを設置・運用し、有用性ならびに運用上の課題等について検証。 ボックスの利用により、荷物の授受に係る宅配事業者と受取主の双方のストレスの 低減を目指す。

「株式会社ウェルモ」 AI を活用したケアマネージャー支援の実証実験

介護現場の負担減と利用者本位の介護の実現を目的に、専門知識を補完した AI(人 工知能)で、ケアプラン作成を補助。 ケアプランの推薦精度やケアマネージャーの満足度を検証。

「株式会社 mitete」 一時保育マッチング事業 ~mitete~

一時保育利用希望者(子ども)への事前面談を一元化し、アプリを利用した一時保 育のマッチングサービス行い、ユーザー数、一時保育の利用率向上、事前面談の一元 化に関する園の反応などを検証。

「ドレミング株式会社」 キャッシュレス社会の実現に向 けた 臨時手当決済サービス

多様な賃金の受け取り方の実現のため、地銀や地場企業の協力のもと、現金以外で 支給できる「臨時手当」をデジタルマネーで労働者に付与する新しいキャッシュレスの仕組みを構築・実施し、その有意性や労働環境整備による都市の魅力度 向上などを検証。

<引用>福岡市実証実験フルサポート事業 2018年度第1期採択プロジェクト

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無償設置するのは新商品の「スマポ」

今回無償提供されるのは、ナスタの宅配ボックス「スマポ」です。このスマポは、荷物の受け取りだけでなく、荷物の発送も可能な宅配ボックスです。宅配業者が提供する「宅配ロッカーからの発送サービス」機能を使うことで「スマポ」から荷物の発送が可能なため、いままで面倒だった集荷場やコンビニエンスストアへ荷物を持ち込む必要がなくなります。

「スマポ」は厚さ4cmまで対応したコンパクトサイズと、2Lペットボトル6本分の大容量なスタンダードタイプの2種類があります。カラーバリエーションも3色~5色で展開。面倒な工事も不要でワイヤーを通すだけなので、玄関の雰囲気を損なうことなく簡単に設置できます。国内生産の安全な宅配ボックス「スマポ」は、あなたを「宅配ストレス」から開放します。

関連記事:忙しいあなたの代わりに!荷物の発送・受取はNASTAの「スマポ」にお任せ!

まとめ

再配達問題は、宅配業者の人手不足だけではありません。環境省は、2020年度の温室効果ガス削減目標は、2005年度に比べて3.8%減を目標としています。そのため環境省は「CHOOL CHOICE できるだけ1回で受け取りませんかキャンペーン」を実施し、宅配便の再配達をなくすことで、トラックによる温室効果ガスの低減を目指しています。

自宅に宅配ボックスを設置することは「宅配ストレス」を減らして、自分たちが便利になるだけでなく、環境への配慮にもなります。自宅を留守にしがちな方、不在にしていても宅配便が届いているのはとても気が楽ですよね。福岡にお住まいの方は、この機会に一度「宅配ボックス」について考えてみてはいかがでしょうか。

再配達を減らすため、環境省が取り組む「COOL CHOICE」とは?