スマートロック「Leo Lock」導入のレオパレス。民泊運営代行は、楽天が行う?

自宅の鍵がスマートフォンになる、次世代の鍵「スマートロック」。一般家庭にも徐々にその需要が高まってきている中、最近では不動産業界でも「スマートロック」を活用したサービスが増えてきました。

その中でも賃貸マンション大手のレオパレスが、管理する賃貸住宅物件へカスタマイズしたスマートロックの導入を発表しました。年間1万戸への導入を目指すというこの動きは、今後のマンション・アパート運営に大きな影響を与えるかもしれません。

Leo Lockとは?

レオパレスは、株式会社グラモが展開するスマートロックをカスタマイズした「Leo Lock」を共同開発しました。2017年10月の完成物件から順次搭載が始まり、年間約1万戸への導入を目指しています。既にレオパレスでは、家電制御機器「Leo Remocon」を採用しており、ネットワーク連携型のスマートロックと家電制御機器を搭載した賃貸住宅としては国内最大規模となる見込み。

「Leo Lock」は、鍵の基本的な耐久性や信頼性に加え、クラウドサーバーと連携した機能が備わった新しいコンセプトのスマートロックです。これにより遠方に引越しする方にも、遠隔操作で鍵を発行でき、鍵の受け渡しにかかる手間もかかりません。既に採用している「Leo Remocon」と連動させることで、鍵の施解錠だけでなく電気やエアコンなどの家電の自動制御も簡単に行えるようになります。

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遠隔で行えて、人的コストも削減に!

レオパレス21の業務と完全に連携されている「Leo Lock」は、これまで人の手で行われていた鍵の交換や受け渡し、鍵の紛失時の対応などが遠隔から自動で行われるようになるため、入居者の利便性も向上し、されにはレオパレス側の管理コストの削減も可能となっています。また鍵の受け渡しが遠隔で行えることで、物件の下見・内覧にスタッフが同行しなくても入居希望者だけで行くことができます。

「Leo Lock」の主な機能

自分で合鍵の登録ができる

管理画面に入ることで、自分自身で合鍵となる権限の付与が可能になります。今までは、合鍵が必要になったら管理会社へ注文するか、自身でお店へ行き合鍵を作成してもらうなど、時間と手間がかかっていました。しかし「Leo Lock」になることで、いつでもどこでもスマホから合鍵の作成・削除が行えます。

遠隔で施解錠が確認できる

外出先で、ふと鍵をかけたか不安になることってありますよね。そんな時「Leo Lock」なら、スマホアプリから鍵の状況を確認できます。遠隔操作で鍵が閉まっているかの確認ができ、もし鍵が開いている状態であれば、そこから鍵を施錠することができます。うっかり鍵を閉め忘れても安心ですね。いつ鍵が開け閉めされたかの履歴も保存されるため、不正な入室履歴も確認できます。

ワンタイムパスワードの発行

急に家族や友人が来ても、自分は仕事中。鍵も渡せないので、部屋の中で待っていてもらうこともできない。そんな時も「Leo Lock」では、一時的に利用可能な暗証番号(ワンタイムパスワード)を発行することができます。1日限りのパスワードなので、後日勝手に入ろうとしても開けることが出来ないので、悪用されることもありません。

解錠方法は、なんと4パターン

従来は、扉を開ける方法は物理的な鍵の1つだけでした。しかし「Leo Lock」では、なんと4種類の方法があります。鍵となるのは、レオロック専用カード・SuicaやPasmoなどの交通系ICカード・スマートフォンの他、暗証番号でも開けることができます。普段からよく利用しているものが使えるので、別途鍵を持つ必要がありません。

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アパート賃貸大手である利点を生かした民泊事業への参入

株式会社レオパレスは、民泊新法成立を受けて2017年6月に民泊事業への参入を検討していると発表していました。アパート賃貸の最大手であるレオパレスでは、借りてとの賃貸契約を電子的に済ませるシステムや、家賃などの電子決済システムの導入も済んでいる状態。さらに外国人の入居する物件は1万6000戸以上あることで、入居者へのサポートも英語や中国語など5ヶ国語で対応できることから、民泊事業でも最大限利用できるとされていました。加えて、スマートロックの「Leo Lock」を取り入れることで、宿泊希望者は空き物件をネットで見つけ、宿泊費の支払いや鍵の管理をスマホアプリで済ませることが可能となります。

しかし民泊新法では、物件の管理を外部事業者への委託が義務づけられているほか、宿泊施設として利用できる日数を年間180日までと定められていることから、日本で学ぶ外国人留学生などの入居も視野に入れていたレオパレスにはネックとなっていました。

そこで今回レオパレスは、楽天グループの民泊事業会社である楽天LIFULL STAY株式会社と提携して、レオパレス21初の民泊物件の提供を実現させることとなりました。民泊事業参入のネックとなっていたポイントについては、楽天LIFULL STAYの「全部運用代行パッケージプラン」と、営業日数制限が適応されない特区民泊を活用することで解消しました。東京都の特区民泊可能地域である大田区にあるレオパレス21の物件を対象に、特区民泊向けの改装を行っていくとのこと。

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レオパレスの民泊事業を代行する「楽天LIFULL STAY」とは?

ではレオパレスの民泊事業を代行して行う、楽天LIFULL STAYの「全部運用代行パッケージプラン」サービスとは一体どんなものでしょうか。

楽天LIFULL STAYの「全部運用代行パッケージプラン」は、12月20日に提供を開始し、レオパレスの民泊事業代行が初の提供となります。このプランは、民泊施設のオーナーや不動産事業者に向け、集客サポートや空室管理、顧客対応や清掃などの宿泊運用に関する業務を、楽天LIFULL STAYが一括して行うというもの。民泊として空室などを活用したいけど方法がわからない方や、空き家や空室を活用したいが運用に時間が割けないという方が、気軽に民泊を始められるように必要なサポートを提供していきます。

「全部運用代行パッケージプラン」の便利な特徴

  • 民泊運用のフルサポート
  • 収益の最大化を図る自動価格調整
  • 民泊用賠償責任保険
  • トラブルが発生しても安心してサポート

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まとめ

レオパレスの導入する「Leo Lock」のようなサービスは、今後他の賃貸住宅にも導入される可能性があります。既にある建物への導入は難しいでしょうが、新築マンションなどはスマートフォンで全て管理!といううたい文句のものも出てくるかもしれませんね。

既に、民泊サービスなどでは普及が進むスマートロック、今後不動産業界をはじめ、さまざまな業界へ広がっていくでしょう。あなたの住まいがスマートロックになる日も、すぐ近くまできているかもしれません。