賃貸マンションに宅配ボックスがなくても自分で設置しよう!おすすめの宅配ボックスはこれ!

家に帰ったら不在票が入っていたけど、再配達の受付時間を過ぎていたというご経験をされた方も少なくないのではないでしょうか。
そんな時、近年の分譲マンションに設置されているような宅配ボックスが設備されていれば便利なのにと感じてしまいます。ある程度築年数がたっている賃貸マンションですと、宅配ボックスの設備がないマンションも多いです。しかし、宅配ボックスは個人でも設置することができるということを御存知でしたか?
今回は、賃貸物件にお住まいの方に向けて宅配ボックスを選ぶ時のポイントやおすすめの宅配ボックスについて解説していくことにします。
この記事の目次
賃貸マンションに宅配ボックスの後付けは可能?
そもそも、宅配ボックスが個人で設置することができるとはいえ、戸建て住宅など個人の所有物でないと設置や後付けは難しいのではと疑問に思われる方も少なくないと思います。
もちろん工事をして壁に穴をあけるなどして設置するタイプの宅配ボックスは退去する際に原状回復工事をしなければならなくなりますので、設置できませんが、折り畳み式や置き型などの簡易的に設置できる宅配ボックスであれば、賃貸マンションでも問題なく設置することができます。特に折り畳み式は、いつもは家の中に入れておいて、荷物が届くとわかっている日のみ出しておくという使い方もできるので邪魔になりません。
ただ、エントランスなどの共有スペースに設置することはできませんので、家の玄関前に設置するのが良いでしょう。
賃貸マンションで宅配ボックスを選ぶ時のポイント
賃貸マンションに宅配ボックスの設備がついていなかったとしても個人で後付けができれば非常に便利です。また、ご自身のライフスタイルに合わせた宅配ボックスを自由に選ぶことができる点も後付け宅配ボックスのメリットでもあります。ただ、それゆえに、たくさんの種類がある中、何をポイントに選んだら良いのかわからなくなってしまうという方も少なくないはずです。
ここからは、賃貸マンションで宅配ボックスを選ぶ時のポイントについてご紹介していきたいと思います。
宅配ボックスの取り付け方の確認
まず、賃貸マンションに宅配ボックスを後付けする際に一番に確認しておくべきことは宅配ボックスの取り付け方です。先ほども少しご説明しましたが、賃貸物件ですと居住者個人の持ち物ではありませんので、工事を必要とする宅配ボックスの取り付けは難しいです。
賃貸マンションには、置き型や折り畳み式の宅配ボックスを設置するのが良いでしょう。盗難が怖い方はワイヤーで固定したり壁に取り付けたりして工夫すると良いかもしれません。
もちろんですが、宅配ボックスの大きさが大きくて共用スペースにはみ出してしまったり、他の居住者に迷惑をかけたりしないように、サイズ感もしっかり確認することも重要です。
宅配ボックスの施錠方式の確認
賃貸マンションに個人で宅配ボックスを設置するとなると少々気になるのが防犯面です。集合住宅がゆえに、何が起こるかわからないのが不安であるという方も少なくないのではないでしょうか。
ぜひ、宅配ボックスの鍵はセキュリティ面でもしっかり確認しておきたいポイントです。施錠方法は様々で、南京錠を使用した簡易的なもの、ワンプッシュで施錠できるもの、ダイヤル錠で施錠するものなどがあります。オートロックがついているマンションであったり、玄関先を撮影するような防犯カメラが取り付けられてあったりする場合は、宅配ボックス自体に厳重な鍵は必要ないかもしれませんし、逆にセキュリティ面に少々不安がある住宅であれば宅配ボックスの施錠方式はより頑丈なものを選んだほうが良いかもしれません。
施錠方法により、使いやすさはもちろんのこと、価格も変わってきますので、購入前に、どのようなタイプがライフスタイルや周辺環境にあっているのか確認するようにしましょう。
押印機能や印鑑収納スペースがあると便利
更に、宅配ボックスには付加機能として、ボタンを押すだけで伝票にハンコが押せる『押印機能』がついたものがあります。また、押印機能がない代わりに印鑑を収納するスペースがあるものであれば、1日に何度も荷物が届いたり長期で自宅に不在の場合であったり、宅配ボックスの中の荷物がたまってしまって印鑑がボックスの奥底に隠れてしまうというリスクを防ぐことができます。
中にはサインがないと荷物の受け渡しができないという宅配業者もいますので、受け取りの押印がしっかりできるものかどうかを確認するとより便利です。
念のため大家さんに確認も
とはいえ、賃貸マンションなどの賃貸物件は、ご自身の所有物ではありませんので念のため大家さんや管理会社に宅配ボックスを設置する旨を伝えると、のちのちトラブルになることを防ぐことができます。
賃貸マンションにおすすめの宅配ボックス
ここからは賃貸マンションにおすすめの宅配ボックスを何点かご紹介していきたいと思います。これから宅配ボックスを設置しようとしている方などはぜひ参考にしてみてください。
簡易宅配ボックス 受け取り上手
(出典:楽天市場)
参考価格:8,745円
サイズ:高さ350×幅500×奥行400mm
特徴:折りたたむことが出来るので、使用しないときはコンパクトに保管することが出来ます。施錠方式は、ジッパーを閉めて金具の先を錠前に差し込むだけのワンタッチロックで、取り出す際はキーを差し込んで開錠し、ジッパーを開けるだけです。女性はもちろん、お子様でも簡単に組み立てられ、使用することができると人気です。
また、別売りのワイヤーで宅配ボックスを壁などに固定すれば、宅配ボックス本体ごと盗難に遭う心配もありません。
山善 YAMAZEN ソフト宅配BOX P-BOX(ピーボ) SPB-1
(出典:楽天市場)
参考価格:3,979円
サイズ:幅54×奥行44×高34cm
特徴:ポリエステル製の宅配ボックスです。使わない時は折り畳み、コンパクトに収納も可能で、気軽に出し入れができる手軽さが人気の宅配ボックスになります。施錠方式は南京錠で、同製品はワイヤーも付属していますので、比較的お値段を抑えつつ、最低限のセキュリティは守りたいという方におすすめです。
また、内側には印鑑収納のためのポケットもついているため、配達員さんにも優しい仕様であるのもメリットの1つ。
あいる 簡易宅配ボックス TGKT-RE65
(出典:楽天市場)
参考価格:7,898円
サイズ:48.5cm(幅)×47.5(奥行)×50cm(高さ)
特徴:布製やポリエステル製の宅配ボックスと比べて、プラスチック製のため長く使い続けられるのがメリットの宅配ボックスです。施錠方式はダイヤル錠、シリンダー南京錠で最低限の防犯機能が備わっています。また、宅配ボックスを固定するためのワイヤーが5mまでであれば無料で付属します。ただ、5mを超える長さをご希望の場合は、1mにつき300円の追加料金がかかりますのでご注意ください。
サンワプライ 300-DLBOX009
(出典:楽天市場)
参考価格:19,800円
サイズ:外寸/約W400×D500×H550mm、内寸/約W360×D470×H480mm
特徴:据え置きタイプの宅配ボックスで、常時玄関先に出しておかなければなりませんが、スチールに亜鉛メッキを施した亜鉛メッキ鋼板を採用しているため、耐久性が高いのが魅力です。
大きさも2リットルのペットボトルが9本入る程の大きさですので、大きい荷物の宅配が頻繁にある人も安心できます。施錠方式は4桁の縦型ダイヤル錠で、メモリー機能もついています。
折り畳み式の宅配ボックスより少々お値段が張る分、防犯機能はばっちりですので、防犯面に特に重点を置きたい方や、宅配ボックス自体を家の中に出し入れするのが面倒であるという方におすすめです。
また、こちらの製品は同様の形式で、施錠方式がカードキータイプのものもありますので、ダイヤル施錠よりも、カード式のほうが便利であるという方はそちらを検討してみても良いかもしれません。
まとめ
今回は、賃貸マンションに宅配ボックスを設置するときの選択ポイントと、おすすめの宅配ボックスを4点ご紹介しました。賃貸マンションの設備に宅配ボックスがなくても、個人で宅配ボックスを設置すれば不在時も荷物を受け取ることができて便利ですよね。
折り畳みタイプ、置き型タイプ、施錠方式、セキュリティ製、それぞれ違いますし、他の宅配ボックスにも様々な機能があるものがあります。今回ご紹介したものでもわかるように、やはりセキュリティ性や、持続性、設置タイプでお値段が変わってきますので、ライフスタイルや周辺環境にあった最適な宅配ボックスを選ぶことが重要になってくるでしょう。
とはいえ、宅配ボックスは大切な荷物を受け取るお留守番役のようなものですから、この機会に長く利用できる良いものを購入するのも1つの手かもしれませんね。特に、最後にご紹介したタイプのようなロッカー型の宅配ボックスや、カードキーで施錠できるタイプのものなどは、セキュリティや防犯対策が叫ばれている昨今、更に人気が出てくるのではないでしょうか。
本記事が、皆様の宅配ボックス設置に役立てば幸いです。スマロッカーでは随時宅配ボックスやスマートロックなどについての記事を更新しておりますので、ご興味のある方はぜひ今後もご覧ください。