日本よりも身近に浸透している海外のスマートロック7選

日本では、2015年頃から注目され始めたスマートロックですが、実はアメリカやヨーロッパなどではもっと前から普及が進んでいました。IoTの可能性を見出した多くのベンチャー企業などが、次々と新しい製品を発表しています。日本のものとは少し違う海外のスマートロック、こちらを今回ご紹介します。

Kevo(キーヴォ)

アメリカで1946年に創業したKwikset(クイックセット)社は、アメリカを代表するドアノブメーカーです。取り付け・交換の簡単さ、安全性などにおいて長い間支持されてきたドアノブのブランドが開発に携わったスマートロックが「Kevo」です。

iPhoneアプリをDLすれば、スマホを取りだす必要もなくドアの鍵にタッチするだけで鍵を開けることができるので、両手がふさがっている時などはとっても便利。もちろん、通常の鍵を差し込んでも開けることは可能です。さらに、一時的に権限を付与することができるため、ベビーシッターを雇うことの多いアメリカでは、あらかじめ期間を設定することで不正に合鍵を作られる心配なく自宅に人を入れることが出来ています。現時点では国内発売はされていませんが、Amazonなどでアメリカから購入することはできるようです。ただし、日本とアメリカでシリンダーのサイズが違うなどもあるようなので購入時は注意しましょう。

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Goji Smart Lock(ゴジ スマートロック)

アメリカ・カリフォルニア州 サンフランシスコを拠点とするベンチャー企業、Goji社が開発した「Goji Smart Lock」は、スマホを使って鍵の開け閉めを可能にしたシステムです。鍵を開けた人物を記録したり、遠隔で解錠したり、別の人物に一時的な鍵の使用許可を付与することも可能となっています。ドアノブの形をした電子錠は、ディスプレイ部分を手前に引いて倒すと普通の鍵で開けることもできる仕様になっています。

また「Goji Smart Lock」にはカメラが内蔵されており、鍵の管理者へ解錠した人物の写真がSMSで送られるようアラーム設定することで、誰が鍵を開けたかリアルタイムで確認が出来るセキュリティレベルの高いシステムとなっています。

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August Smart Lock(オーガスト スマートロック)

「August Smart Lock」は、サンフランシスコに拠点を構えるAugust社が販売するスマートロックです。August社は玄関まわりに特化したIoT系の企業で、スマートロック以外にもインターホンなど玄関まわりの様々な製品を開発しています。基本機能は、他のスマートロックと変わりませんが、変わった特徴としてiOSと連携してSiriに話しかけることで鍵を開けることができる点が挙げられます。そのほか「August Smart Lock」には付属機器の種類が豊富で、暗証番号の入力が可能になる「August Smart Keypad」や、インターホンを押した時にスマホへ通知されカメラ映像が映し出されて会話が出来る「August Doorbell Cam」というカメラ付のインターホンなどを付けることができます。ただし、取り付けの際に鍵を一旦取り外さなくてはいけないため、賃貸物件などにはあまりおすすめ出来ないかと思います。

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Bolt(ボルト)

Lockitron社が開発した「Lockitron Bolt」は、自宅のドアの開け閉めなど鍵を使わずスマホやパソコンで操作ができるスマートロックです。先に発売されていた「Lockitron」というデバイスを改良し、本体の取り付け方法を簡単にし、災害時などを考慮してWi-FiからBluetoothに接続方法を変更しています。自宅ドアに近づくだけで解錠ができるため、両手が荷物でふさがっている時でも鍵を取りだす必要なくスムーズに自宅に入ることができます。併せて、Lockitron社が提供するWi-Fiアダプタの「Bridge」を利用すれば、自宅ドアの開閉状況がリアルタイムで通知され、外出先でも確認が可能。世界中のどこへいても遠隔で解錠・施錠が出来るため、急に鍵を閉めたか不安になっても安心。まだ、一部の人への時間設定機能などはありませんが、今後機能追加が見込まれています。

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danalock(ダナロック)

北欧デンマークのPolyControl社が開発する「danalock(ダナロック)」は、日本やアメリカのブランドとは一味違って北欧ならではのシンプルなアルミボディが特徴のスマートロックです。ヨーロッパでは14万台以上を販売している大人気のスマートロック。ドアの内側のサムターン部分を交換するだけで、スマホアプリでの解錠が可能になっています。ちなみに、現在取り付けが可能な日本の鍵は、MIWA LAとGOAL LXとなっています。

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Friday Smart Lock(フライデースマートロック)

クラウドファンディングサービス:Indiegogoで資金調達を行い開発された「Friday Smart Lock」は、世界最小とうたわれるスマートフォンを使ったスマートロックシステムです。Wi-FiやBluetoothを使って、ドアに近づくだけで解錠が可能になります。一時的に解錠許可を与えることもでき、もし権限のない誰かがドアを開けようとしたらスマホに通知が届くようになっています。デザイン性にも優れており、木材、スチール、陶器など4種類から選ぶことができるため、自宅のドアに合わせお好みで鍵のデザインを選ぶことが可能です。

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Sesame Smart Lock(セサミスマートロック)

アメリカ・カリフォルニア州にあるキャンディハウスが開発した「Sesame Smart Lock」は、スマホで簡単に鍵を開けることができるスマートロックシステム。アメリカを始め世界中のデッドボーン式(サムターン式)の鍵に対応し、道具や工事が一切不要で簡単に取り付け、取り外しができます。スマホをノックするだけで鍵を開けられるので、わざわざ取り出す必要もなく、他にもキーシェアや通知機能も付いておりセキュリティも万全のスマートロックになっています。

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HAVEN(ヘイブン)

数あるスマートロックの中でも、一風変わったものに「HAVEN」というスマートロックがあります。これは、ビジネス開発エキスパートのAlex Bertelliと、連続起業家のClay Banksが開発。FBIの統計により押し込み強盗の80%が玄関からの侵入であり、鍵を変えただけでは強行侵入が防げないと考えた彼らは、より強力にするために鍵をドアの下に設置することを考えました。

ホームロックとしての機能だけでなく、ホームオートメーションとして機能させることができ、自宅内で怪しい動作を自動的に感知することができます。何度も検証を繰り返し、デッドボルトよりも10倍強力で25年以上持続が見込める「HAVEN」は、今後の防犯対策に大きな力となるかもしれません。

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まとめ

海外のスマートロックは、日本のものに比べてサムターン部分を囲むような形状のものが多いように思えます。どちらかといえば、家庭向けの製品の種類が多く、近くのホームセンターで手軽に手に入るものも多いため日本に比べ家庭で広く使われています。日本でも様々なIoT化が進んでいるため、いずれ皆さんの周りにもスマートロックのお宅が増えてくるかもしれませんね。

今回ご紹介したスマートロック以外にも、国内メーカーも続々と開発・発表を行っています。スマロッカーでは、自宅やオフィス、さらには自転車まで、さまざまなスマートロック情報を掲載しております。IoT化を進めるきっかけとなればと思います。

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