防犯対策は、地方自治体が行なう『防犯対策補助金制度』を活用しよう!

現在、全国の地方自治体にて、空き巣や不審者に対しての防犯対策が、色々な方法で行われています。街全体や個人が、防犯に対する意識をもつことで、事件被害を減らしていこうとする動きの中で、防犯設備の取り付けなどへ補助金や助成金を出す自治体も増えてきました。

地域や内容によって、金額はさまざまですが、せっかく助成金や補助金を受け取ることが出来るのであれば、申請したいと思う人も多いのではないでしょうか。今回は鍵交換などが対象となっている防犯対策補助金について、ご紹介します。

「補助金」と「助成金」は何が違うの?

では国や地方自治体が行なう施策で見かける「補助金」と「助成金」、どちらも似たような印象がありますが、実際は何が違うのでしょうか。どちらも原則返済義務のないお金になりますが、一定の申請条件を満たし、規約に則って申請手続きをする必要があります。

条件を満たすだけでは受けられない「補助金」

補助金は簡単に言うと、何かしら事業を行うに必要な設備投資や研究費、広告費など事業活性化を図るために必要な費用を補う目的で交付されるお金です。助成金と違い、申請期間や採択件数が限定されていることが多いため、条件を満たして申請しても審査で落とされることもあります。補助金は、事業者の取り組みが広がりによる事業拡大のサポートを目的としており、そのためにさまざまな施策に合わせた補助金が設けられています。事業者は、この補助金を利用することで、どれだけその事業が活性化するか、社会に役立つのかなどの必要性を示せるかが重要です。

条件を満たせば原則受けられる「助成金」

全ての人が申請を受理されるわけではない「補助金」にたいし、受給条件を満たしていれば、原則みな受け取ることが出来るのが「助成金」です。一般的に、厚生労働省で取扱われている支援金のことを指すことが多く、もちろん返済義務はありません。

厚生労働省管轄のものは、主に雇用関係の助成金となっており「両立支援等助成金」や「職場意識改善助成金」、最近では「キャリアアップ助成金」などがあります。また新製品や新サービスの研究開発を行う際の、研究開発費なども経済産業省や外郭団体の管轄で、いくつか助成金を設けていることもあります。

「補助金」も「助成金」も、交付は後払いとなるため、一時的に費用を準備しておく必要はありますので、注意しましょう。

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鍵交換も対象!主な市区町村での防犯対策補助金

では近年各自治体で増えてきている防犯対策補助金には、どんなものがあるのでしょうか。防犯対策補助金には、地域の防犯対策に関する補助金が多く、街中への防犯カメラ設置や外灯のLED化に対応するための補助金が一番多いです。今回はその中でも、空き巣犯罪対策などのため、鍵交換などが対象となる補助金をご紹介。

東京都

中央区:住まいの防犯対策助成

対象者(以下の全てを満たす方が対象)

  1. 現在、中央区内に住所がある方
  2. 住民基本台帳または外国人登録原票に登録されている世帯の、世帯主またはこれに準ずる方
  3. 中央区の安全・安心おまかせ出前相談を受けた方

対象となる防犯対策

◆施工箇所:玄関・窓ほか

◆防犯対策

  • 防犯性能の高い錠・補助錠の取付け又は交換
  • サムターンカバー・カム送り防止具の取付け又は交換
  • ガードプレートの取付け又は交換
  • 防犯フィルムの張付け・防犯ガラスへの交換
  • 補助錠・面格子の取付け又は交換
  • ガラス破壊センサーの取付け又は交換
  • センサー付ライト・センサー付アラームの取付け又は交換

※防犯アドバイザーが必要と認めた防犯対策に限られるため、予定している防犯対策が助成の対象かどうかは、事前に確認してください。

助成対象

お住まいの住宅に対して、新たに行う防犯対策であり、その防犯対策にかかった経費(消費税を含む)が5千円以上のもの。一住宅につき1回限りとなっています。

助成金額

上限を1万円として、対象経費の2分の1の金額を助成。(100円未満の端数が生じたときは切り捨て)


港区:住まいの防犯対策助成事業

対象者

申請日の時点で港区内に住み、住民登録をしている世帯(※管理人・管理組合・賃貸住宅所有者単位では、申請できません)

助成金額

上限を1万円として、対象経費の2分の1の金額を助成。(100円未満の端数が生じたときは切り捨て)

対象となる防犯対策

◆施工箇所:玄関・窓ほか

◆防犯対策

  • 防犯性能の高い錠・補助錠の取付け又は交換
  • サムターンカバー・カム送り防止具の取付け又は交換
  • ガードプレートの取付け又は交換
  • 防犯フィルムの張付け・防犯ガラスへの交換
  • 補助錠・面格子の取付け又は交換
  • ガラス破壊センサーの取付け又は交換
  • センサー付ライト・センサー付アラームの取付け又は交換

※事務所や事業所への対策は、対象外となります。

申請方法

該当の防犯対策を行い、その費用を支払った日から90日以内に、申請書と領収書の原本を総合支所協働推進課協働推進係へ提出。領収書には以下を記載すること。

  1. (宛名として)申請者氏名
  2. 領収年月日
  3. 金額
  4. メーカー・製品名、製品番号、施工内容(複数種類あるときは金額の内訳が分かるように全て)<例>玄関錠(シリンダー彫込錠○○製造株式会社AB-123)交換25,000円 / 窓防犯フィルム(強化防犯フィルム○○防犯株式会社Z-CD4)貼付2か所23,000円
  5. 発行事業者住所・名称・印

※記載がない場合は、申請を受け付けできないことがあります。

注意事項

  • 一世帯あたり1回限り申請できます。
  • 賃貸住宅にお住まいの方でも申請は可能ですが、必ず所有者の了承を得ること。
  • 場合によっては、担当職員が現地調査を行うことがあります。
  • 該当の制度を利用した防犯対策によって、作業上のトラブルや取付け・交換後の盗難等による損害について、区はその責任を一切負いません。

目黒区:住まいの防犯対策助成事業

助成対象

目黒区内に在住しており、現在住んでいる住宅に対して行った防犯対策が5,000円以上のもの。対象作業は、防犯性能の高い錠や補助錠の取り付け、防犯ガラスへの交換や防犯フィルムの貼り付け、センサー付きライトの取り付け等。

助成金額

上限を1万円として、対象経費の2分の1の金額を助成。

必要書類

  • 住まいの防犯対策助成申請書
  • 防犯対策の内容、施工日又は購入日が記載された領収書の原本もしくは写し
  • その他製品等を確認できるカタログや図面等、区長が必要とする資料

注意事項

  • 一世帯あたり1回限り申請できます。
  • 助成予算には限りがあります。
  • 事務所や事業所への対策は、対象外となります。

荒川区:荒川区空き巣対策補助金交付制度

対象

申請日の時点で港区内に住み、住民登録をしている世帯

補助金額

上限を1万円として、対象経費の2分の1の金額を助成。(100円未満の端数が生じたときは切り捨て)

対象となる防犯対策

  • 防犯カメラの取り付け
  • 玄関ドアの鍵を防犯性能の高い物と交換
  • 玄関ドアや窓に補助錠を取り付け
  • 窓に防犯フィルムやセンサーアラームを取り付け
  • 玄関ドアにガードプレートの取付け

申請方法

領収書・印鑑・口座番号のわかるもの(通帳など)

※領収書は、領収年月日・金額・購入した商品または住宅設備の内容・販売店や施工店の店名や住所がわかるもの(区内業者)

※なお賃貸住宅にお住まいの方でも申請は可能ですが、必ず所有者の了承を得ること。


愛知県

小牧市:小牧市防犯対策補助金

対象者

小牧市に住民登録があり、市内に居住している世帯主の方(一世帯につき1回限り申請可能)

対象となる防犯対策

  • 玄関や勝手口のドアに、防犯性能の高い錠・補助錠の取付け又は交換
  • サムターンカバー・カム送り防止具の取付け又は交換
  • 窓のサッシなどを防犯ガラスに交換し、防犯フィルムや格子などの取り付け
  • 住居や駐車場内に、防犯カメラやセンサーライト、テレビ付きインターホンの取り付け

補助金額

上限を1万円として、対象経費の2分の1の金額を助成。(100円未満の端数が生じたときは切り捨て)

注意事項

  • 最高限度額に満たない場合であっても、申請は一世帯1回限りになるため、もし複数の防犯対策を行う場合は、まとめて申請しましょう。ただし施工から1年以内に申請する必要があるため、複数まとめての申請乃場合は、最初の防犯対策から1年以内での申請となります。
  • 申請の際、施工後だけでなく施工前の写真が必要です。施工前写真がなければ、助成対象にならないため注意しましょう。新築時に一緒に防犯対策をする場合は、事前に相談するようにしてください。

知立市:防犯対策物品購入費等補助金

対象者

知立市に住民票があり、居住が確認出来る方

補助金額

上限を1万円として、対象経費の2分の1の金額を助成。(100円未満の端数が生じたときは切り捨て)

対象となる防犯対策

  • 住居や駐車場内などに、防犯カメラ・センサーライトの取り付け
  • 玄関ドアの鍵を防犯性能の高い物と交換
  • 玄関ドアや窓に補助錠・サムターンカバーなどを取り付け
  • 窓に防犯フィルムやセンサーアラーム、サッシなどに防犯ガラス・格子等を取り付け
  • 玄関ドアにガードプレートの取付け

大口町:大口町防犯対策補助金

対象者

大口町に住民登録があり、町内に居住している世帯主の方。(一世帯につき1回限り申請可能)

対象となる防犯対策

  • 住居や駐車場内などに、防犯カメラ・センサーライトの取り付け
  • 玄関ドアの鍵を防犯性能の高い物と交換
  • 玄関ドアや窓に補助錠・サムターンカバーなどを取り付け
  • 窓に防犯フィルムやセンサーアラーム、サッシなどに防犯ガラス・格子等を取り付け
  • 玄関ドアにガードプレートの取付け

注意事項

  • 郵送での申請はできないため、必ず窓口で手続きください
  • 申請は、工事または購入後1年間となります。
  • 必要書類は、購入品(施工内容)の詳細がわかる領収証・製品等の規格がわかるカタログなど・施工箇所の写真となります。
  • 手続きの際は、申請書に押印した印鑑と振込先のわかる通帳やキャッシュカードなどの書類を持参してください。

飛鳥村:飛島村防犯対策補助金

対象者

飛鳥村に住所がある方、または飛鳥村内に住所がある企業

補助金額

購入金額及び設置費用の2分の1の金額、または限度額20,000円のどちらか低い金額。補助金額が、上限の20,000円に達するまで、何度でも補助を受けることができます。

注意事項

・申請は、飛島村防犯対策補助金交付申請書にて行い、関係書類として領収書・製品保証書の写し・施工後の写真、請求者から飛鳥村村長宛の請求書が必要です。


茨城県

日立市:日立市安全・安心・住まいる助成制度について

耐震・浸水対策、防犯対策に関する個人宅の改修を行った際に、その費用の一部を負担。希望者は、工事内容などを事前に相談すること。その後見積書作成のうえ、手順に従って申請を行ってください。

対象工事

・簡単な取付工事

玄関ドアや窓への、補助錠や防犯フィルムの取付け、防犯ライトの取付けなどが対象。上限を1万円として、対象経費の3分の1の金額を助成。

※ドア及び窓の取り付け部品は「CPマーク認定製品」であることが条件

・防犯改修工事

玄関ドアの取替えや、窓ガラスを防犯ガラスへの取替え、住宅内や駐車場内への防犯カメラの取付けなどが対象。上限を5万円として、対象経費の3分の1の金額を助成。

まとめ

今回ご紹介したもの以外にも、防犯対策関連の補助金や助成金は全国の自治体で数多く設けてあります。安全な街を守るため、商店街をはじめとした地域全体での防犯カメラの設置や、暗い夜道を明るく照らすLED灯の導入などに関するものが多いですが、確認をしてみると鍵の交換なども対象となるケースもあるようです。ご自宅の防犯対策を考えている方は、お住まいの市区町村にある役所などへ相談してみると、ぴったりの補助金や助成金があるかもしれません。

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